えいちゃん先生によるお米の授業が行われました。
子どもたちの真剣な様子が伝わってきます。
田植えをする前の作業に、いい種籾(たねもみ)と悪い種籾とを選別する作業があります。
悪い種籾は、色が黒ずんでいたり、形が悪かったり・・・(など)しています。
このような特徴の種籾を目で見て、発見することは出来ますが、全てを目で見て選別するとなると、ものすごい時間がかかってしまいます。
そこで、多くのお米農家さんでは、「塩水選」という方法で種籾の選別を行います。
読んで字のごとく、塩水を使って行うものです。
新鮮な卵がプカ~と浮かぶくらいの濃度の塩水を作り、そこに種籾を入れます。
すると、浮ぶ種籾と沈む種籾とに分かれます。
浮かぶ種籾は、中がすかすかなので浮いています。
なので、浮かぶ種籾が悪い種籾、沈んだ種籾がいい種籾というように判断します。
こうして、いい種籾だけを選んで、その種籾を害虫などの被害を受けないように消毒をしていきます。
種籾の選別、消毒が終わったら、種籾から苗に成長させるための作業を行います。