6月15日の2014年の活動開講日に、種もみ・苗の学習を行いました。
佐々木さんのおうちで実際に使われている種もみを見て、触って、感じながらの授業になりました。
★種もみは、いつも食べているお米だけれど、次の年のお米になるお米の赤ちゃんみたいなもの。
お米は、「食べ物」というイメージが強いですが、実は、種もみとして次のお米のもとにもなります。種もみから芽や根が出て、苗となり、田植えで植えた苗が生長すると次の年、立派なお米となるのです。
この「命の循環」をすべて理解することは、子どもたちにとって難しいことかもしれませんが、今回の授業の中で、何かを感じ、ふだん食べるお米への見方がかわるきっかけになっている様子でした。
★種もみの中はどうなってるのかな?
種もみは硬い皮に覆われています。なぜでしょう?
人間の赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で守られて栄養を沢山もらって大きくなりますが、種もみは大きくなるまで自分の力と厳しい自然の環境を利用して生き抜いていかなければなりません。そのために大事な栄養素を自分で守っていくために硬い皮で覆われているのです。
たっぷりの栄養を皮の中に蓄えておき、根や芽が大きくなり、立派なお米として成長するまで頑張るのです。
★元気なあかちゃん種もみを選んで、おいしいお米をたくさん作るためには?
種もみの中にも、元気な良い種もみと生長するには不十分な悪い種もみがあります。
良い・悪いを見分け、より良い種もみから、より多くのお米を収穫することが農家さんにとっても、消費者である私たちにとっても大事になってきます。
そのために、苗を作る際に、元気なよい種もみを選別します。
さて、どのようにすればよい種もみを選別できるでしょうか??
その答えは・・・?!
実際にお米作り体験にご参加いただくとわかりますよ♪
一緒に学習していきましょう♪